GODOXのコマンダーは出る度に何でも買ってるので、今度のX3も1つ購入してみた
なんか見た目すごく良い
これ見た目すごく良いですよね。
小さいし、タッチパネルだし、内蔵バッテリーでUSB Type-C充電できるし、ロックがボタンひとつだし。
発表されてずっと気になってたけど、今までのコマンダーと比較して高いのでしばらくは躊躇してた。
Amazonのセールでだいぶ安くなってたのとポイントが溜まってたのでとりあえず1つ購入してみた。
使いにくくてびっくり
ある程度予想してた部分もあるけど、それ以上に実際は使いにくかった。
まず起動に時間がかかる。
最初の起動はスタンバイまで4秒ぐらいかかる。
1度起動して電源を切るってすぐ起動すると半分ぐらいの時間で起動するときもある。
CANONのミラーレスってストロボがONになってると表示シミュレーションがOFFになるから、以前までのコマンダーの場合はEVFで露出を確かめたい時にコマンダーの電源をOFFにしてチェックしたりしてたのですよ。
(Qボタン2度押しで表示シミュレーションを効かせる事の方が多いけど)
使い勝手以前にこの電源ON-OFFのラグがまず致命的。
撮影時は1秒も勿体なくて色々工夫してるのにこんなとこで時間が取られるのは無駄すぎる。
電源ONのまま発光を一時停止させることは出来るけど、それじゃ表示シミュレーションは無効のままだから意味がない。
発光量の調整もタッチパネルは使いにくいけど、ここは慣れる部分かもしれない。
ダイヤルが右なのは設計ミス
発光量調整などに使うダイヤルが右にあるのは設計ミスとしか思えない。
カメラは右手で持つものなので、フリーになるのは基本は左手。
ダイヤルを扱いたかったら左手でレンズを持って右手で扱うか、左手を右に回り込ませて扱うかの2択。
設計者は何を考えて作ってるんでしょうね。
X4ではダイヤルが右に来るだろうけど、それはそれでX3の設計ミスを認めたということ。
通信ピンを塞ぐ方法は使えない(追記:使える)
※20250104追記
1.2xのファームウェアではLegacy HotShoeのON-OFFという項目が出来てX接点のみ通信するモードになるので、この方法が使えるようです。
通信ピンを塞がなくてもX接点のみ導通になるので使い勝手が良いです。
カメラ複数台を同時に使ってる場合は、カメラにはX3を取り付けてLegacyHotShoeをONにしてX接点のみ通信する状態で、ストロボの発光量設定はX2TやX Proを使っても良いかもしれない。
以前ポストしたシミュレーションOFF対策はこのコマンダーでは使えません。
通信ピンを塞いで取り付けるとストロボは発光しません。
なんでこんな余計なことをするのか意味がわかりません。
ニコンのコマンダーをCANONに取り付けたり、その逆だったりでもTTL等の通信制御系が使えなくなるだけでマニュアル発光では使えてたけど、X3はそれが出来ないようです。
X接点だけ繋がってても発光しません。
内蔵バッテリーが消耗したらどうするの
現場でバッテリー切れを起こした時に今までだったら単3の予備を持ってたらすぐに交換出来てたけど、これは内蔵バッテリーだから出来ない。
液晶パネルがあるから、今までのGODOXコマンダーみたいに毎日撮影してても数ヶ月は保つという程は使えないでしょう。
どれぐらいのバッテリー使用感かわからないので感覚がつかめるまでこまめに充電が必要。
そしてバッテリーが消耗した時はメーカーに出して交換かな?
自分で交換できる構造だったら良いけど、使いにくいし色々めんどくさそうなモデルだ。
テンポが悪くても良ければ選択肢としてあり
タッチパネルの反応がシビアだったり色々と使いにく面はあるのだけど、何より絶対的に小さいし軽いという事実はあるわけだから、選択肢としては全然有り。
一度使ってみてすぐに挫折してX2T-Cに戻したけど、時々使って慣れてみよう。
ファームアップ
ファームアップをする為にはファームアップのソフトと、ファームウェアが必要。
ファームアップのソフトは
Firmware Launcher Installer-GODOX Photo Equipment Co.,Ltd.
からダウンロード出来る
ファームウェアは
X3 C/N/S/F/O/L-Product-GODOX Photo Equipment Co.,Ltd.
の一番下の方。
CANON用は現在V1.26が最新