単焦点とズーム
- 単焦点レンズのメリット
- 軽い
- 色収差が少ない
- 開放F値が明るい
- ピントが合いやすい
- 最適化設計されたレンズフード
- ズームレンズのメリット
- ズームが出来る
- 単焦点レンズのデメリット
- ズームできない
- ズームレンズのデメリット
- 開放F値が暗い
- ピントが合いにくい
- 重い
- 諸収差が大きい
- レンズフードの設計は広角端に合わせる必要がある
単焦点とズームレンズのメリット・デメリットは他にもあるだろうけど、ざっと挙げただけでこれぐらいはある。
単焦点はズームレンズに比べてズームできないというデメリットがあるだけで、メリットが格段に大きい。
要は、ド素人でも簡単に綺麗な写真が撮れる。
一眼レフを始める時に殆どの人はズームレンズのキットで買うだろう。
そしてネットで単焦点で撮った写真をみたりして、単焦点の魅力を知る。
単焦点を得て、今まで撮ったことがないような写真が撮れて自分が上手くなったかのような錯覚をする。
"やっぱ単焦点が良いよね"と、単焦点至上論を語りだす。
だけど、紙面を賑わす人気写真家様の殆どはズームレンズを使っている。
デメリットだらけのはずのズームレンズで自分よりずっと素晴らしい写真を撮っている。
そこで気付く。
単焦点で良い写真が撮れるのは上手くなったわけじゃなくレンズのおかげなんだと。
ズームレンズで素晴らしい写真が撮れてこそ、上手くなったんだと。
そして標準ズームで今まで単焦点で撮った写真よりもっと良い物を撮れるようになろうと努力する。
↑いまここ
自分の話。