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デリカD:5 50,000km|移動と記録の美学
2016年8月に納車された三菱 デリカD:5。それから約1年半、走行距離はついに50,000kmを突破しました。都市部から地方、海岸線から山岳地帯まで、G55JPの活動を支える移動体として、デリカD:5は常に記録の現場に寄り添ってきました。
この車両は、単なる移動手段ではありません。記録と美意識を追求するG55JPにとって、デリカD:5は思想を運ぶ器であり、空間そのものが記録の一部です。車内には撮影機材、編集用PC、照明機材などが常備され、移動中も思考と創作が止まることはありません。
特に印象深いのは、山口から鹿児島までの長距離移動。来月には再びこのルートを走破する予定で、走行距離は60,000kmを超える見込みです。高速道路だけでなく、地方の旧道や海沿いのワインディングロードも含め、デリカD:5の走破性と安定性は、記録者としての信頼を裏切りません。
G55JPでは、移動そのものを記録の一部と捉えています。風景の変化、時間の流れ、車内での思索──それらすべてが「mundus intelligibilis=知的世界」の構築に寄与します。走行距離は単なる数字ではなく、思想と経験の軌跡なのです。
今後もデリカD:5とともに、記録の旅は続きます。次の節目は100,000km。その時、どんな風景が見えているのか──それもまた、記録すべき対象です。