2019年03月

1DX2+WFTとEOS R+WFTはだいぶ違う

EOS R+WFT-E7B
今のところ実用レベルではない感じ。
たぶん、狭いスタジオ内ぐらいの空間だと大丈夫なんだろうけど。

例えば2階建てのスタジオで、1階に置いてあるPCにFTP接続した状態で2階に行ってWFTの接続が不安定になって転送エラーが発生したとする。
1階に戻って転送されてない分を、”未転送画像”を指定してFTP転送をすると、JPEGのみの設定にしててもRAWが転送される。

時間がゆっくりあればRAWでも良いけど、実際の現場でそんな悠長な時間は無いことが多い。
撮ってすぐ見れなかったらテンポが崩れてしまう。

これが1DX2+WFT-E6(E8)や5D4の内蔵FTPだとそんな事は起こらずJPEGのみ転送する設定にしてたらRAWが送られる事はない。
そもそも1DX2+WFTだと2階に移動しても接続が不安定になって転送エラーが起こることが殆ど無い。
接続の到達距離が3倍ぐらい違う感じ。

EOS R+WFT-E7Bを使ってる人って世界中でも少ないだろうな。

話は変わるけど、今まで優秀な1DX2+WFTと、少し劣る程度の5D4のFTPを使ってたから、それ以外の転送システムを知る必要がなかったけど、EOS Rを買って色々調べたり試したりしてたらEOSUtilityの進化に感心してる。
カメラを1台しか使わない場合のスタジオでのテザー撮影はWFTじゃなくて内蔵Wi-Fiでやった方が良さそう。
カメラを複数台使ってデータをPCに飛ばしたかったら今まで通りFTP転送を使うしか無いけどね。

PCにEOSUtilityをインストールしたのって20Dや5Dを使ってた頃以来ぶりかも。

IMG0436.jpg

EOS Rの画質

EOS Rの不満は色々あるけど画質は良いと思う。
シングルスロットだからRAW+JPEGを1枚に入れなければならず、EOSのJPEGを見る機会も増えたけど、昔に比べてかなりきれいになった。
AWBも良い。
ほんとこれからはRAWあんまり使わなくてJPEGだけで良いんじゃないのって考えてしまうぐらい。
実際は100%RAWで撮り続けるけど。

不満については今までフラッグシップを使い続けて来たんだからあって当たり前だし、20万そこらのカメラに1DX2の性能を求める方がおかしい。
今の撮影スタイルではEOS Rは非常に使いにくいカメラとしか言えないけど、遊びカメラとして使うなら軽いしEVFも良いし画質も良いしよく出来てると思う。

EOS Rを買う前の自分に言いたい

EOS Rを買う前の自分に言いたい

「EOSのミラーレスは仕事で使うにはまだ早いよ 次の上位機種を待て」

EOS Rの製品情報ページを見たときは今ある3台を全部入れ替えて良いぐらいの仕上がりになってる思ったけど、実際に使ってみたら全然ダメだった。

まずメモリーカードのシングルスロット。
Androidへの転送でバックアップ出来るからシングルでもいけると思ったけど、RAWとJPEGでカードを分けるという今まで使ってきたやり方が出来ないのは不便だった。
バックアップの面だけで言えば別の端末に保存できるのだからスロット2つよりも有利だと思う。

ボディの小ささ。
AF-ONの位置。
この辺も実際の撮影ではかなりのデメリット。
マルチコントローラーが無いのも使い慣れて無くなると不便極まりない。
顔認識は便利だけど、認識できなかった時に通常のAFに移行するのが手間取る。
バッテリーの減りの早さはわかってたけど、200枚ぐらいで無くなる時がある。
WFTはグリップの位置に付けるつもりだったけど、グリップなしじゃ使いにくいのでWFTはベルトへ。
そうするとある程度ケーブルの長さが必要になる。
WFTの端子はminiAという異端規格。Type-Cだったら良かったのに。
指定のケーブルは使ってない。
miniA - USB Type-AのケーブルとUSB Type-A - USB Type-Cのケーブルを繋げて使ってる。
USB Type-A - USB Type-Cは伸縮できるスパイラルで150cmまで伸びる物。
純正のケーブルだとたぶん邪魔で仕方ない。

(WFT-E7はファームを1.4に上げないとEOS Rで使えないけど、EOS RのボディじゃSDに入れたファームが表示されなくて、5D4を使ってファームアップした)

前に書いた露出シミュレーションの件はクイックシューの端子を絶縁することで対処してる。
4つの小さい端子の右前を塞ぐだけで良い。
その代わりスリープモードからの自動起動は出来ないしTTLは使えない。
光るだけでその他のストロボの機能は全て塞がれる事になる。
でもストロボもマニュアルでしか使わない場合はこの方が良い。

6DクラスだとわかってたEOS Rはスルーするべきだった。
次の上記機種に期待。

EOS R+FlashAir+FADownloader

EOS RのWi-Fiは6Dクラス以下の廉価モデルと同じでFTP機能は無い。
(1DX2もWFT-E8をつけないとFTP転送出来ないけど) CameraConnectを使って端末1台とカメラ1台をつないでデータ転送をする事はかなり簡単になった。 カメラを複数台同時に使う人と1台しか使わない人の絶対数は後者が圧倒的に多いだろうからほとんどの人にとってこれで問題ない。

現状ではCameraConnectは1台としか繋がらないから、問題になるのは複数台のカメラで撮影してデータを随時転送したい人。

これを実現するためにはEOS 5DmarkⅣ以外の場合は対応するワイヤレスファイルトランスミッターが台数分必要なんだけど、このワイヤレスファイルトランスミッターは1つが7万~9万円ぐらいするので高い。
現行のEOSの中でFTP転送機能があるのはEOS 5DmarkⅣのみ。

FlashAirでこのワイヤレスファイルトランスミッターのような運用が出来ないか試してみた。

テザリング中のAndroidにFlashAirを繋ぐにはSTAモードにする必要がある。
これはFlashAirの中にあるファイルを書き換える事で実現できる。
次にAndroidの方にはFADownloaderを入れる。これをしないと自動転送はされない。
一応接続的にはWFTのように撮影時自動転送が出来るのだけど、不安定なのとFADownloaderがスキャンの度にSDカード内を全参照するので時間がかかるし、転送されないことも多々ある。
1DX2+WFTの運用に慣れてるとFlashAirはストレスが多いし撮影がスムーズにいかない。

結局WFTのような運用がしたければグリップぐらいの大きさのWFTを使うしか無い。
やはり1DX2というカメラは優れてるんだと改めて感じさせられる。

EOS R専用 バッテリーグリップ BG-E22

EOS R専用バッテリーグリップ BG-E22

EOS R専用バッテリーグリップ BG-E22

EOS Rを購入する前はバッテリーグリップは要らないと思ってたけど、ボディが小さいからグリップが無いとめちゃくちゃ使いづらい。
価格は3万円前後でけっこう高い。
開封するまで知らなかったけど、5V3A-9V3A USB Type-Cの充電器つき。
違法抱き合わせ販売的な要らないセット。
いやほんとこんなの付けなくて良いから値段を下げて欲しい。

今まではバッテリー室内に通信端子がついてたけど、このグリップはボディ底面ある端子で通信する設計になってる。
単3のマガジンは今までも使ってなかったから要らないけど、BG-E22は最初から設定なし。
ボディに合わせて小さく作ったから単3が8本入るようには出来なかったのかな。
あとは、ボディにないシンクロ端子がグリップについてる。
スタジオの大型ストロボでもワイヤスで発光させるからシンクロ端子は要らないけど使わなければ良いだけ。
ボディのAF-ONボタンは位置が絶望的に悪いけど、グリップの方は押しやすい場所にある。
これは良いように感じるけど縦と横で位置がぜんぜん違うのは逆に押しにくい。

EOS Rはボディだけで良いと思ってたけどBG-E22、WFT-E7Bが結局必要だった。