仕事としての婚礼撮影を始めた頃は、新郎新婦さんと友達になろうというのが目標だった。
nそういう親しい距離感で撮れば、そのままが写るから。
n友達の結婚式をもっと上手に撮れるようになりたいと、全国展開してるブライダルフォト専門の会社に登録カメラマンとして契約して、レクチャーを経てメインカメラマンになった。
n同業未経験の人だと、10回以上のレクチャーが必要で20回以上かかる人も居るらしいけど、僕の場合は「撮れてるから」という理由で2度目でメインをさせてもらって、3度目からギャラ有りのメインだった。
n以前から個人の紹介で何度か経験はあって、評判が良かったし、ブライダルフォトの業界は上手く無い人が多いと聞いてたから、実は最初から一線でやっていけると軽く考えてた。
nその会社に、飛び抜けて上手い人が1人だけ居た。
n最初はその人の写真の良さがわからなくて、わからないから逆に何度も何度も見て何でみんながこの写真を良いと言うのか考えた。
nそして自分なりに感じた答えは「親が子供を祝福するような気持ちで撮ってる」という事。
n親が我が子を想う気持ちは最高最美の愛だと思う。
nそれは、この会社に登録して半年経ったくらいの頃だったかな。
nその時に、婚礼撮影は技術よりも婚礼撮影に対しての向き合い方の方が大事だと感じるようになった。
n店舗で丁度そのカメラマンと会う事があったから、どういう向き合い方をすれば良いのかを尋ねると、「それに気付いただけで大丈夫、絶対上手くなるよ」と言われ、答えは教えて貰えなかった。
n今思えばあの時に答えを教えて貰えなかった事が逆に良かったと思う。
nそれから考えて考えて考えて、自分なりの向き合い方を常に考えるようになった。
nおかげで婚礼撮影に関しては多方面で認められて依頼を沢山戴けている。n
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最初に婚礼写真の世界に入ろうと思ったのは、友達の結婚式を上手に撮れるようになりたいという理由だったのに、ブライダル関係の会社からの依頼が多過ぎて、友達の結婚式を断らないといけなくなってしまった。
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なので、この大手の会社は今年いっぱいで辞める事にした。
n9月で辞める事を伝えたんだけど、秋は繁忙期で今年いっぱいは居て欲しいと頼まれたので、お世話になったし、恩返しのつもりで12月まではとりあえず頑張る。
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他に依頼をくれる会社が4つあるから、婚礼を完全に辞めるわけじゃないけどね。