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婚礼写真(長いので読まなくて良いです)

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くだらない長文を読んでやろうじゃないか!という心が広くて暇な人は→

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4年くらい前、スノーボード仲間の結婚式にゲストとして参加して、写真を撮ってフラッシュアルバムにして渡して、頼んでたプロのカメラマンより良い写真だったと喜んで貰えた。
nそのスノーボード仲間の友達の婚約者が僕が撮った写真を見て、自分達の結婚式もこの人に撮って欲しいと呼んでくれた。
n(その人のお姉さんの結婚式も僕に依頼してくれた)
n婚礼写真を撮り始めたのはそんな事がきっかけで、自分に撮って欲しい人をもっと上手に撮れるようになりたいと、3年ほど前にほぼ同時にA社、B社、C社、D社の4社に登録カメラマンとして契約した。
n婚礼写真業界はレベルが低いという話を聞いてたので、最初から一線に出られるという甘い考えを持ってた。
nA社は全国に店舗展開してる大手で、サンプルを持って店舗に面接に行って、すぐにサブとして現場に入って、二度目からメインになって、三度目からギャラ有りのメインで撮るようになった。(1,2度目はノーギャラ)
nしょっちゅう面接に来てる人が居るみたいだけど、サブで10回以上かかるのがザラだし、メインになれないまま辞めて行く人も多い。
n面接で弾かれたり、一度だけサブで入って辞める人も多い。
nB社とC社は関東に店舗(と言えるのか?)があって、メディア広告だけで依頼を取ってる会社。
nB社はサンプルを送って、見てもらって判断される。
nC社はサンプルさえ送らずに、一枚の写真も見ずに、経験の自己申告ですぐに依頼が来た。
nD社は福岡県内外にブライダル関係の店舗を構える会社で、サンプルを持って店舗に出向き、その場で数件の依頼を戴いた。
nまぁこんな感じで婚礼撮影は僕みたいに趣味でちょろっと写真を撮ってるレベルでもすぐに仕事として撮影が出来る世界です。 ゆるーい。
nだからとにかく下手くそばっかり。
n24㎜F1.4でAvモード開放で親族集合写真を撮ってしまう人がプロをやってるような世界。
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依頼件数はA社からが一番多いんだけど、ここはド下手はメインになれないから中でもすこしはマシな方。
n登録カメラマンとして婚礼撮影をするようになって2年半が過ぎて、僕がデートフォトと挙式当日スナップを撮った新郎新婦の披露宴にゲストとして参加してた人(数か月後に結婚を控えてる)が、披露宴で流れたデートフォトを観て、自分達も撮って欲しいとその場で依頼してくれた。
n以前UPした浴衣で花火の写真の人。
n結婚式当日もどうしても撮って欲しいと言ってくれたんだけど、その日はA社から先に依頼が来てて、断らなければならなかった。
n自分に撮って欲しい人の結婚式を上手に撮れるようになりたいと始めた登録カメラマンなのに、現状を見てみると、それが実行出来てない。
nだから、A社との契約を解除する事にした。
n写真の仕事は本業では無いし、あくまで趣味の延長だから、登録カメラマンを続けなければならない理由は無い。
nとは言っても、婚礼撮影に関しては多方面で認めて戴けるようになったのはA社で修業を積ませて戴いたからだから、9月で辞める事を伝えたけど、繁忙期だから今年いっぱいは依頼を受けて欲しいと言われ、恩返しの意味も込めて12月までの依頼は受けた。
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A社の福岡店にはA社の全国のカメラマンを含めてもTOPレベルの人が居た。
n最初はその人(以後Xさん)の写真の良さが理解できなくて、理解しようと何度も何度も見て、現場にもサブ(ノーギャラ)で入れてもらって、前撮りにもアシスタントとして同伴させて戴いた。
n自分なりに解った答えは「Xさんは親が子供を祝福する気持ちで撮ってる」という事。
n親が我が子を想う気持ちは最高最美の愛だと思う。
nそんな愛で撮った写真より温かさがある写真など無い。
n写真を何度も見せて貰ってるうちに、その気持ちが見えてきた。
n僕は子供を結婚させる立場になった事が無いから、想像で真似したとしても上辺だけで身にならない。
nXさんのような温かさ溢れる写真は自分には撮れないと若干ショックを受けた。
n店舗に行った時にたまたまXさんが居たので「ブライダルは技術より向き合い方が大事だとわかりました。どのような向き合い方をすれば良いですか?」と尋ねたら「それがわかっただけで大丈夫。絶対上手くなるよ」と言われ、答えは教えて貰えなかった。
nそれから考えて考えて考えて、自分なりの向き合い方を常に考えるようになった。
n今思えばあの時に答えを教えて貰えなかったのが逆に良かったと思う。
nやはり習うより慣れろとはちょっと違うかもしれないけど、習うより習わないで自分で考えて行動して答えを見つける事は大きな収穫がある。時間はかかるけど、その方が良い。
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n登録カメラマンを始めた頃は、新郎新婦と友達になる事が目標だった。
nそう言う親しい距離感で撮れば、そのままが写真に写るから。
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n婚礼撮影を始めた頃に言われた言葉がある。
n「新郎新婦さんが喧嘩した時に、こーたが撮った結婚式の写真をみて仲直り出来たら素敵だね」
n登録カメラマンは1年で辞めるつもりで始めたけど、この言葉が後押ししてくれて続ける力になった。n

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婚礼はビデオも入ってる事があって、時間がある時にゲストインタビューを撮るんだけど、先日ビデオさんに最後の締めはカメラマンさんにお願いしますと言われ、僕もインタビューに答えた。n「10年後、20年後、30年後、その後も結婚記念日には今日の写真を引っ張り出して家族で見て、この日のみんなの温かい祝福とお祝いの気持ちを思い出して幸せな家庭を気付いて下さい」n省略してるけどまぁこんな感じ。
n結婚式当日の新郎新婦は、自分達の事で精一杯なのと、緊張してるのとで殆ど覚えてない事が多いし、全体に目が行き届く訳も無い。
n当日の会場は時間を作って新郎新婦をお祝いに来てくれたゲストの温かい気持ちと笑顔と、両親や親族の愛で溢れている。
n新郎新婦の晴れ姿を撮るのは当然だけど、僕達カメラマンはこの空気を写し残さないといけない。n僕が思う婚礼の上手いカメラマンとは、お洒落でカッコイイとか綺麗とかの写真よりも、この空気を撮れるカメラマンだと思う。
n目だけで感動するのではなく、心で感動できる婚礼写真。n

企業としての婚礼写真の会社だと、しょうがない事だと思うけど第一に優先するのはクレームが来ない撮影をする事。
n教わったのは、
n■ゲストを撮るな。 理由:写って無い人からクレームが来るから。
n■子供を撮るな。 理由:写ってる子が誰の子かわからないとクレームが来るから。
n■レタッチはするな。 理由:他のカメラマンもやらないといけなくなるから。
n■前撮りでレフ板禁止。 理由:他のカメラマンも使わないといけなくなるから。
nなどなど・・・・
n撮っちゃいけない物を全部撮らなかったら何も撮る物がなくなるくらい撮ったらいけない物ばかり。
n第一に優先するものが「お客さんに喜んで貰う事」じゃなくなってしまってる。
n僕の場合はそんなの無視して好き勝手に撮ってたんだけどね。
nただ、会社に教わる事は、プラスよりマイナスが大きいと感じた。
nプラスになった事は、事故でデータを喪失した場合の事。
n多くのカメラマンはそれを経験した事が無いから、僕も含め甘く考えている。
n撮ったデータはすぐにPCに落として、CFのデータもそのまま残して、すぐにHDD5台でミラーリングするし、カメラも2スロットの1D3をメインで同一保存で撮ってるから、他の人に比べたらかなりましな方かも。
n万が一、データが消えてしまう事を想定して、二台のカメラに同じレンズを着けて全く同じように撮るのが理想らしいけど、別のレンズを着けた方がメリハリがある写真が撮れるからそうしてしまう。
n大手の統計だと1000件に1件くらいの割合でデータ喪失が発生してるらしい。
n最善の注意を払って二台で別のレンズを使うのか(僕の場合は3台使ってる)、二台同じレンズで同じように撮るのが良いかは、僕にはまだ答えが出ない。
nA社の社員も同じレンズなんて着けてないけど。n

A社の場合、お客さんが会社に依頼をして、その日に行けるカメラマンを采配する。
n言ってしまえば、写真さえ残れば撮るのは誰でも良いと思ってるお客さん。
n登録カメラマンの場合は指名でなければ、だいたいそういうお客さんを撮る事になる。
n百戦錬磨のベテランカメラマンが撮っても、入ったばかりのド下手新人が撮っても同じ値段。
nお客さんにとっては、どんなカメラマンが来るかは、運次第か日ごろの行い次第。
nA社の福岡店には20~30人のカメラマンが居るけど、向上心がある人は3人だけ。(自分も含めたw)
n他のカメラマンは自分の生活の為の仕事として無難に流れ作業をしてるだけ。
nお客さんから見れば、プロのカメラマンに撮ってもらう事なんて人生でそう何度もある事じゃないから全くわからない世界だろうし、プロだから上手という先入観を持ってて当然だと思う。
n実際に送られて来た写真を見ても、慣れたカメラマンが良い機材で撮ってるんだから、素人が撮った写真より綺麗で当たり前で、そこそこ写ってたら満足してると思う。
nその証拠にA社には、クレームはほぼ全くと言って良いほど無い。
nアマチュアの目とプロの目の違いなんだろう。n僕は全RAW撮りだけど、僕が知ってるブライダルカメラマンの90%はJPEGの撮りっぱなし。
nRAWを扱った事が無い、扱えないカメラマンの方が遥かに多い。
nフィルムの時代は撮ったらラボ任せだったから、出来る限りより良いものを残そうという気持ちがなければJPEGの撮りっぱなしになるんだと思う。
nまた、婚礼写真は高いけど、カメラマンのギャラは安いから、そこまでやる気が起きない人が居ても仕方ないとも思う。
nRAWで撮ると、慣れた僕でもボツ抜き~補正してJPEGに書きだすまでに最低でも6時間くらいはかかる。最初の頃は3~4日かかってた。平均2万円~2万5千円くらいのギャラで撮影当日と合わせて4~5日もかけられないよね。高校生のバイトの自給の方がマシ。
nアルバムのレイアウトだって、たった2000円くらいのギャラで、最初の頃は3日くらいかかる時もあった。
nそういう面で、僕は本業としてじゃなく、趣味の延長としてだったから時間をかけられて良かったと思う。n

撮影しててグッとくるシーンは、チャペル式で新婦と新婦父が一緒に入ってきて、新婦を新郎に渡す場面。
nお父さんに感情移入してしまう。撮影時は必死になってるからそうでもないけど、帰って写真編集してる時の方が、想像を掻き立てられる。
nあとは、披露宴中にたまにある新郎からのサプライズで新婦へのメッセージ。
nこれがまたみんな良い事を言うんだよ。頼りなさそうな新郎でもこの時は輝いてかっこよく見える。
nこれから結婚する人は是非これやってください。
n定番だけど、花嫁の手紙。
nこれも聞いてる両親の方に感情移入してしまう。
n特にお父さんか、母子家庭のお母さん。
nうちも母子家庭だったから、特に母子家庭のお母さんが涙を我慢してたりしたらヤバイ。n

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挙式当日の撮影で怖いのは何といっても撮り直しがきかないという事。
n写真が失敗してたって婚姻が取り消されるわけじゃないけど、撮れて無かったからもういっかいやってくださいなんて絶対通用しない。
n登録カメラマンになってしょっちゅう失敗した夢を見る。
nデータが消えた夢は無いけど、遅刻した夢は多い。
n挙式と披露宴の会場が別で、移動に時間がかかって遅れたり。
n夢で失敗するから、現実で慎重になって良いのかもしれないけど、そのせいか登録カメラマンになって白髪が急に増えた。これはただの老化かもしれないけどwn

B社からの依頼は最初の頃に数件あっただけで、最近は全く無いけど、撮ったままのJPEGで一切レタッチはしないで送るというスタイル。
nレタッチャーが別に居るから、余計な補正をして画質を劣化させるなという事。
nC社は撮ったままでボツ抜きも無しで送るというスタイル。
nここは格安を売りにしてるから、そのまま納品される。
nD社はとにかく全部お任せしますというスタイル。とても気が楽でやりやすい。
nD社はカメラマンとして認めてくれていて、スタッフの友達等の結婚式の撮影にはいつも呼ばれる。
nもし自分が逆の立場だったら、友達とか知り合いには間違いなく一番良いカメラマンを紹介したいと思うだろうから、そういう場に呼ばれるのはとても嬉しい。
nそしてD社からの依頼は指名率も高い。(先日の光を表現する人って言われたのもこの会社からの依頼)
nD社は指名料0円だけど、A社は3万円もかかる。
nそういう面でもA社の依頼はお客さんに申し訳ないし、楽しくも無い。

婚礼撮影を続けてる間に現場でビデオ会社であるE社と知り合いって依頼を戴くようになった。
n認めてもらえてるという面ではここが一番だと思う。
n全ての写真の依頼をまず僕にくれる。n他にも何人もスチールのカメラマンを抱えているのに、僕が空いて無かったら依頼を断ってしまうくらい。
n自信を持って紹介できるのはOさん(僕の事)しかいませんから・・・・ と。
n勿論友達や兄弟の結婚式もまず全部僕に依頼をしてくれる。
nこの会社からの依頼も以前に撮った新郎新婦からの紹介が多い。n

n(これだけ長文を書いてPCがフリーズしたらショックだろうなぁw)
nこれを書いた理由は、A社を今年いっぱいでやめて来年から転換期になると思うから、自分の頭の中の整理をする為。
nこれから結婚する人で、良い写真を残したいと思ってる人には役に立つかなぁ。逆に幻滅するかも?w
n読み返しもせずに誤字脱字放置で投稿ボタン ポチッ
n土日撮影分の処理は終わったから車検の予約に行ってこよーっと。n

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