2019/06/19
AccuBattery Proで確認するバッテリー健康度についての考察
バッテリーの健康 86%
これはAQUOS R3 SO-04Lが届いて初日の数値。
今はだいたい95%で安定。
1年半ぐらい使ってるSO-02Kが94%で
2年半ぐらい使ってるZenfone3Ultraが74%。
この数値がだいたい正しいという前提で、
SO-02Kはバッテリーの劣化をあまり気にせずに使ってきた。
リチウムイオンバッテリーについて全く知識がない人に比べたら少しは配慮してきたけど、車で充電しながらCARNAVITIMEを動作させっぱなしという事もよくあるから、充電しながらゲームをするような人と変わらないぐらいバッテリーに対して酷使と言っていい。
それでもそんな環境で1年半使ったバッテリーの健康度が94%で、新品のSH-04Lと1%の差しかない。
SONYの端末は、いたわり充電という機能があるけど、充電の時間は全く不規則なのでこの機能は発動することは最初の頃の数度しか無かった。
このような環境の中で1年半もほぼ劣化しないという事はバッテリーの製造技術がそれだけ向上してる上に、バッテリー劣化対策のプログラムもしっかりしてると想像できる。
バッテリーを大事に使いたいなら残量20%~80%の間で使うのが良いと言われてるけど、スマートフォンに表示される残量パーセンテージがそもそも本当の容量ではなく安全マージンがとられた容量である可能性が高い。
例えばバッテリー容量が1,000mAhだったとして、800mAhの充電でスマートフォン上での残量は100%になり充電がストップし、200mAhまで減ったらスマートフォン上での残量は0になりシャットダウンするというような感じ。
リチウムイオンバッテリーは0%や100%の状態が続くのも良くないと言われてるけど、上記のようなプログラムが組まれている場合は使用者が通常の使い方で0%や100%の状態にするのは不可能。
勝手な想像だけど、SO-02Kの健康度をみるかぎり日本製(少なくともSONY製)のスマートフォンは多分こういう設計になってると思う。
要するに言いたいことは、今の日本製スマートフォンはバッテリーについて特に何も気にせず充放電をしても2年はほぼ劣化無しで使えるだろうという事。
でもやっぱり高負荷がかかるアプリを走らせながら充電するのは、高温で充電速度制御がかかったりするから影響はあると思う。