被写界深度
“被写界深度 計算”等で検索すると被写界深度の計算を自動でやってくれるサイトが幾つか見つかる。
撮像素子のフォーマットとレンズの焦点距離と絞り値を入力するだけで良い。
しかし、それは目安としては良いんだけど、閲覧サイズと閲覧距離が固定と言う前提で計算されるから、そこを考慮しなければならないと言う事は書かれていない。
被写界深度(ひしゃかいしんど)とは、写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲のこと。写真用レンズにおいては、ある一つの設定で厳密な意味でピントが合っている場所は、一つの平面上にしかないが、一定の許容量を認めることでその前後にも十分にはっきりと像を結んでいるといえる範囲がある
デジタルの場合は撮像素子で光を電荷に変換して写真のデータにする。
一部を除いて殆どのデジタルカメラはフォトダイオードが画素数分格子状に並んで居る。
例えば、撮像素子に投影された像が1ピクセル分しか無い被写体がボケて周りの8ピクセルにまで広がって居たら、撮像素子上ではボケになり、被写界深度から外れた事になる。
故に、撮像素子上では画素数が多いほど被写界深度は浅く見積もらなければならない。
以上は、等倍観賞する場合の被写界深度だけど、実用性は殆ど無い。
このエントリーで投稿した写真の場合、F2.5でも600*400px程度だから手~耳の手前くらいまで被写界深度内に収まっているように見えるから丁度良い。
クリックして拡大すると、被写界深度は浅くなる。
撮影した生データを等倍観賞すると、右目のみにピントが合っていて、左目は被写界深度から外れているので“被写界深度は浅すぎる”
このように被写界深度は閲覧サイズで大きく異なってくるので、計算サイトで出てくる数値を目安にして閲覧サイズを考慮しながら絞り値を決める。
また、閲覧距離が長くなればピントが合っているとみなされる範囲も深くなるので、距離も考慮しなければならない。
文字で説明すると長く難しいけど、自分で撮った写真の撮影データをしっかり見てたら自然に慣れてくる。