2011/04/11
被災国日本
震災から一ヶ月。
14時46分、僕も東へ向かって黙祷を捧げさせて戴きました。
安全地域から被災地に頑張ってくださいじゃなくて、安全地域の自分達がみんなで頑張るから安心して下さいと伝えたい気持ち。
だけど、被災地支援より我欲の方が強い人も居るから、みんなでってのは無理みたい。
もうそんな人達はどうしようもないからほっといて有志で進んでいこう。
今の状況を戦時中、戦後に置き換えてみた。
地震、津波、原発事故など、世界に例をみない多重災害。
これを戦時中と見るか、戦後と見るかで復興方法の世論がわかれているわけですね。
僕はまだ戦時中と同じ状況だと見ています。
災害はまだ終わって無い。
余震も収まって無いし、原発事故も収束の目処が立っていない。
東海、東南海、南海地震もいつきてもおかしくない。
戦時中に攻められて居たのと同じ状況。
最前線の原発では国民の為に命を懸けて戦っている人が居ます。
こういう時に一番力が発揮できるのは“欲しがりません勝つまでは”
要するに自粛ですね。贅沢を自粛して復興に一極集中しないと元に戻せない危機的状況です。
少し前まで鎖国をして武器は刀だった小さな島国が、大国アメリカに原爆を二発も使わせる所まで追い込んだ。
元々、力の差が大き過ぎたのだから負けたのは当然です。
例えるなら、小学生が善戦してK-1選手に必殺技を使わせた。
全国民が、国の為に我慢して心を一つにした結果ですね。
自粛が作り出す力の大きさは結果と言う形で立証されてるから否定しようがありません。
戦争の善悪を話してるわけじゃないので誤解されませんように。
それくらい危機的状況の渦中に今もこれからも居るわけです。
“今回は阪神淡路とはけた違い。国民全員がこの事の為に動かないと復旧出来ないレベル”
動くというのは今まで通りとかちょっと贅沢をするという事じゃありません。
“けた違い”なのだから、1人1人がもっと本格的に“けた違い”に動かないと復興が遅れるか若しくは復興できません。
自粛すると経済が停滞する事くらいは猿でもわかる。
それでも自粛を推進する人達は、この戦後最大の危機的状況を重く受け止め、改善しようと動いてるんです。
自粛反対派の胸の内はわかりましたよ。
“今まで通り贅沢したい。今まで以上に儲けたい。何も我慢したくない。”
でもね、そんなの無理ですよ。
被災地東日本じゃなくて、被災国日本です。国全土が被災地。
震災との戦争は現在進行形です。
一昨日、いつものようにNHKを見てたら視聴者からのメールで12歳の子が欲しい物があっても買ったつもりになって寄付をする“買ったつもり募金”をしてるって言ってた。
子は親の背を見て育つ。経済バカの日本でも心を失くして無い良い親なんでしょうね。
昨日の朝のテレビで何かの専門家さんが“日本をまるごと作り変えないと復興できない”と言ってる人が居た。
そういう事ですよ。
テレビに出てるお偉いさんでもちゃんと分ってる人も居るんですね。
震災の影響はこれからも日本全土に広がって、安全地域でぬくぬく生活してる人達も今は戦時中と同じ状況なんだと気付くようになるでしょうね。
石原都知事の「日本はこれから大変だ。我欲を抑えて、自分の生活をつましくしないと日本がもたない。日本人全体がスクラムを組みながら肩を組んでやろう」という発言はまさに現状を正しく理解して未来を見越していると思う。
安全地域が普通の生活に戻せば復興出来るとか、今はそんな生ぬるい状況じゃないんですよ。
震災の影響での犠牲者はこれからも増えるし、どうやっても歓楽地は落ち込むだろうし、贅沢品も買えなくなると思う。
更に、“金があっても物が買えない時代が来る”と昭和の初めに言った人が居たけど、そういう時代にもなるんでしょうね。
東北の物を買って支援・・・とかもね、最も困ってる人は商売なんて出来てません。
“ただちに人体に影響が出るレベル”じゃない農産物を買って支援しますか?出来る人はしてください。
だけど本当に困ってる人を支援するには義援金です。
被災地の人に義援金が行けば、現地の物を買いますから現地で商売してる人の支援にもなります。
口先だけじゃなくて本当に支援する気がある人は義援金を送りましょう。
12歳の子に負けてたら恥ずかしいよ。
僕の仕事は生活必需品じゃないから、減退か若しくは無くなるかもしれない。
それはそれで仕方ないです。
今までは人の為になると思ってやって来たけど、そうじゃなくなったら他の事をするしかない。
今までの経験が生かせる物があればそれをします。
ジャッキー・チェン「全財産をチャリティー」宣言、息子への遺産ゼロ―香港
2011年4月2日、このほど北京でエンタメ大賞「第5回娯楽大典」に出席したジャッキー・チェンが、全財産の寄付を改めて宣言した。世界日報が伝えた。
資産は20億元(約260億円)を超えると言われるジャッキーだが、これまでにも数度にわたって、全財産のチャリティーへの寄付を口にしてきた。先月31日、「第5回娯楽大典」に出席した際、「自分の死後に財産は残さない」と改めて宣言し、長男で俳優のジェイシー・チャン(房祖名)にさえ遺産を渡さないことを語った。
ジャッキーによると、ジェイシーは自分で稼げる力をすでに持っており、父親の資産を浪費するタイプの息子ではないとのこと。「今後は苦労を重ね、それを乗り越えてほしい。挫折することが彼の仕事にとっても大きなプラスになる」と、厳しい父親の愛情を語っていた。
これまでに、すでに資産の半分は各種チャリティー機関に寄付済みと言われる。1日に香港で行われた東日本大震災への救援チャリティーイベント「愛心無国界 311燭光晩会」でも、300万香港ドル(約3200万円)を個人的に寄付している。(翻訳・編集/Mathilda)
外国からこんなに日本の事を想ってくれてる人が居るのに当の日本人は何なんでしょう。
世界から揶揄されるように“物質は豊かだけど心は貧しい日本人”が多いのが残念。
みんなで世界を支援していけるように、よりよい国に復興を目指して行きたいと思っています。
現状を戦時中レベルと見てる僕はこんな考え方。
現状を戦後と考えてる方はこうですね。
もう大震災は終わった。さぁ復興だ!経済だ!
安全地域で経済を豊かにして被災地を支援して行きましょう!
自粛してたら経済が停滞するよ。そんなのダメダメ。
だけどね、戦後そうやって張りぼての経済大国になった日本の中身を見たらどうですか?
皆が安心して暮らせる平和で幸せな世の中だったというならそれも良いけどね。
現状を戦時中と見るか、戦後とみるか。
現時点での答えは誰もわからん。
でもいずれわかる日が来るでしょうね。