ITO45000が壊れた
結構大きめのジャンプスターター。
陸送でいつも携行してます。
現在は新モデルでITO42000になっている。
2t車~トレーラーヘッドまで何でも対応。
心強い相棒って感じ。
だけど先日壊れて修理送りになってしまった。
のでITO42000を追加購入した。
故障の症状
- 電源が切れない
-
ずーっと液晶が点きっぱなし
クランプをホルダーに挟んでも電源ボタン長押ししてもずっと電源ON - 常に出力26V
-
クランプの電圧を測定すると常に26V
24Vボタンを押してJAMP START READYが点くと14Vになる
追記
リレー、基盤、バッテリーが故障との事で修理代40,000円ぐらい。
代案として新品のITO42000を1年保証付きで送料込み25,000円。
とのこと。
ITO45000は機内持ち込みが出来ない
ITO45000は容量が大きいので飛行機の機内持ち込みが出来ません。
機内持ち込み可否の計算
航空会社の機内持ち込み出来るモバイルバッテリー容量は100Wh~160Whと規定されています。
リチウムイオンバッテリーの預けは出来ません。
モバイルバッテリーの定格電圧は3.7VなのでITO45000の45000mAhは単位を揃えて45Ahで
3.7×45=166.5
ITO45000は166.5Whとなりワット時は160Whを超えています。
ITO42000は3.7×42=155.4となり155.4Whなので160Wh未満で機内持ち込み可能です。
新モデルで45000から42000になったのは、これが理由かな?知らないけど。
43000mAhでも159.1Whで規定クリア出来る。
24V対応
ITO45000は出力が12Vと24Vの両方あって、トラックはだいたい12Vバッテリーを直列接続してあるので24Vを使うことになる。(12Vモードでバッテリー1つに繋いでクランキング可能な場合もある)
自動認識ということになってるけど、重度のバッテリー上り(電圧低下)の車ではだいたい自動認識してくれないので手動で設定。
赤のクランプがプラスで本体の電源も兼ねてるのでホルダーに挟んでいる状態では電源は30秒でOFFになる。
赤クランプをホルダーから外して噛み合わせの状態になると電源がONになる。
バッテリーの端子を挟んだ状態でも導通しているのでONになる。
その状態で24Vボタンを3秒以上長押しすればJAMP START READYの表示が出て強制24Vモードになるので、黒のマイナスクリップをバッテリーのマイナス端子に繋げばクランキング出来る。
24V車で接続する場所
小学校の理科の授業で、電池と豆電球を使って並列接続・直列接続をしたけど、それを覚えてる人なら応用すれば24V車の接続も問題なく出来る。トラックは直列接続してるだけの24V仕様。
(オークション会場で12Vx2直列のバッテリー接続を間違って火災を起こした人が居るらしい)
バッテリー同士を繋いでる線が1本あるので、そこには繋がずそれ以外の場所に繋ぐ。
大きな端子がプラスで小さい端子がマイナスだけど、大きさで判断出来ない場合や間違いが怖い場合は端子のそばにプラス・マイナスマークがあるので確認する。
トラックのバッテリーはホコリが被ってて見えにくい場合も多いのでそれは拭き取りましょう。
バッテリーのプラスにジャンプスターターのプラス、マイナスのジャンプスターターのマイナスを繋ぐ。
わかれば単純です。
弱いバッテリーの場合
ジャンプスターターの自動認識は電圧をみているので、直列で12V以下ぐらいまで電圧が下がっているとバッテリー1つで12Vと認識される。
そういう場合に強制24Vモードの出番。
まずは赤クリップをバッテリーのプラスに繋いでジャンプスターターの24Vボタンを長押し。
JAMP START READYが表示されたら黒クリップをマイナス端子に繋ぐ。
エンジンのキーを回してエンジンスタート。
正常に作動してるジャンプスターターならこれで大型トラックでもすんなりエンジンがかかるんだけど、先月ぐらいからなかなか調子が悪くてエンジンがかからなくなってきていた。
それで一昨日に走行50万キロ超の古いスーパーグレートで使ってみたらエンジンがかからず、結局別のバッテリーでエンジンをかけてスタートしたのだけど、車内に置いてる間に電源がOFFにならなくなって壊れてしまった。
45,000mAhモデルは飛行機に載せられないので、壊れたのを機に最新の42,000mAhモデルを購入。
性能
ITO45000が初のITOシリーズ使用で使い方がよくわかってなかったせいか予想以上に早く壊れてしまったけど、初期の始動性能は驚くほど良かった。
10Lオーバー排気量の大型車に搭載のバッテリーで3~4回のセル回転でエンジンがかかる状態で、ITO45000を繋げばセルモーター2回転でエンジンがかかるというようなイメージ。
それぐらいパワフル。
スーパーグレート、ギガ、プロフィア、クオンなど何でも一瞬でエンジンが掛かってた。
ITOシリーズ2台目となるITO42000は使い方もよくわかってるので大事に使って見ようと思う。
ITO42000の電圧の挙動
クランプの電圧を電圧計で測定した値
クランプを外しただけの状態 | 0V |
12Vボタンを押してすぐ | 3.7V |
強制12Vモード | 16V |
24Vボランを押してすぐ | 3.7V |
強制24Vモード | 28V |
これと全く違う値になったら多分故障。
ITO45000は現在メーカー送りでまだ届いてない状態なので、戻って来たらまた追記します。
追記
リレー、基盤、バッテリーが故障との事で修理代40,000円ぐらい。
代案として新品のITO42,000を1年保証付きで送料込み25,000円。
とのこと。
BEAST POWER EVO ジャンプスターター 24V
問い合わせの返事が早いし、アフターサポートがしっかりしてるので、こちらの方がお奨め。
24V仕様の車でも12Vジャンプスターターx2で対応出来るはず
24V仕様トラックのバッテリーあがりでも症状が酷くなければ12V仕様のジャンプスターターを車体のバッテリー1つだけに繋いでセルモーターが回る場合がある。
大型トラックでは試してないけど2t4t車では実際に何度かこれでエンジンをかけている。
24V仕様のトラックでは12Vのバッテリーを直列で繋いでるだけだから、12V仕様のジャンプスターター2つをバッテリーそれぞれに接続すれば24V仕様のジャンプスターターと同じように対応出来るはず。
これで4tトラックぐらいは問題なくクランキング可能。
いつか機会があれば大型トラックでも試してみようと思っている。
その方が軽くて小さく携行しやすくて良いかもしれない。
耐久性が心配だけど、ITO45000も特に耐久性が高いとは感じなかった。